廃棄物処理業業者が地球は泣いていないなんて言ってしまうと不法投棄でもしてんのかと思われそうです。
廃棄物処理業者って汚いきつい危険の3Kのイメージがあるので、エコや地球環境問題の是正に関わっているクリーンなイメージを打ち出します。
ただ地球環境問題を取り上げる時に、地球が泣いているかのような描写をすることがあります。それは比喩であり、分かりやすい訴え方であるのは重々承知です。でも、例えば地球型惑星で言えば、(地球上の)生物が住める環境ではないからと火星が泣いているとは言わないでしょう。共有地(コモンズ)の悲劇を想定することで、皆が狭い視野で自分本位に行動すると資源を食い尽くすから、警笛を鳴らし続けないといけないのは肯定しますが、無資源になったからと地球自体は地球としての存在を失うわけではありませんし。。。
最終的に人類が未来永劫住み続ける地球号であるのにマイナス要因になることを地球環境問題と言っています。地球規模の人類環境問題ですね。泣いているのは未来の人類です。人類が第一にあって他の生物です。過去絶滅した生物種を一種一種目に涙を浮かべながらあげるような方は稀でしょう。
ケガレとケについては踏み込む自信はありませんが、ハレ側の非日常がエリート業で、ケガレ側の非日常が3Kなのかなと思うことはあります。エリート生活こそタフさ(バイタリティ)の必要な生活ですが。
その視点では純文学小説家がケガレ側に接近を試みるのに、日雇い業で生計をたてるのもケガレ(非日常)を意図しているのでしょう。名小説が執筆できて世間的評価があがれば文字通りの小説「家」になりますが、ケガレがハレに転換するだけで非日常は変わっておりません。
一見地味に見えることも、奥はどこまでも広がっていきます。
廃棄物業にインテリ評論家的アプローチだけでなく、可能性を広げたいと思っています。地球の涙をぬぐっているように見えるような非日常さをだせるような。。。
いくつか水面下で動かしています。お金と時間が必要ですが。。。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(有)アイ・エス・オー 長友